世界でもっともヘルシーなフルーツを求めて


ニュージーランドを代表する果物といったら、やっぱり「キウィフルーツ」。
ここベイ オブ プレンティでは世界中のどこよりもキウィフルーツが自然に良く育つそうです。

なぜか? いくつかのユニークな自然の条件がここにあるそうです。
タウランガから車で約20分のところにある街、テプケのKiwi360という
本格派「観光農園」を訪ね、そこのCEOグラム・クロスマン氏に「謎解き」を
してもらいました。
キウィの形をしたかわいいカートに乗り、様々な種類の果物やナッツの木を見学。
この日はオーストリアからきた老夫婦も一緒にキウィの秘密に迫りました。


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入り口には大きなキウィ




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キウィの形をしたカートに乗って



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巨大キウィ発見
(国鳥のキーウィの方です・・
 キーウィフルーツの名前の由来)




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キウィ畑でクロスマン氏が説明をしてくれた







ユニークな条件とは?
*気候が穏やかにする温暖な太平洋に近いこと
*冬の寒さが厳しくなく、夏は暑すぎず、適度な降水量(約1500ミリ)があり、
 乾燥しすぎない
*土壌は北島の中心からの火山活動による火山灰や軽石が積もって形成。
 軟らかく深い土層
*この土壌のおかげで、この土地のキウィの根は深く伸びることができる。
 人工的に灌漑することなく、成長する為に必要な全ての水分を得ることができる
*年間日照率がながい。2400-2500時間で、国内でもトップレベル
*質の良いキウィフルーツを多く作り出すには約600時間の低温度(6℃以下)が必要。



収穫の時期は4-6月で、今からが本格的なシーズン。キウィの実がたわわになっていました。



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甘味があるゴールデンキウィ 



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空に向かって伸びるキウィの枝





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オリジナルキウィフルーツ(緑)



今年は昨年度を上回り9500万トレイ(1トレイ30個)が収穫予定。
そのうちの20%は日本に輸出されている。なんと輸出国の中では日本が世界一! 
2500ものキウィ農家がこの地方には点在し、約2万人もの労働者を必要とする。
国内外で収穫&剪定の時期、約6ヶ月間の労働者を募集し、
海外からはマレーシアなどアジア圏からも労働者が住み込んでいる。
この時期は職が十分にあるということで、失業保険はおりないとか?!


これからもぎ立ての新鮮なキウィが店頭に並びます。
ニュージーランドにきたらぜひお試し下さい。



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今年収穫されたキウィフルーツの試食。ジューシーで甘い!



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キウィジュースもありました。甘さ控えめでさっぱりしている。







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キウィフルーツ専用スプーン。半分に切って、すくって食べる。








食べ頃キウィの見分け方は、人差し指と親指でキウィを縦に持ち、芯の硬さをチェック。軽く押して少しへこむようなら、食べごろ!キウィは栄養満点です。レモン1個以上のビタミンCが含まれ、便秘解消に効果的な食物繊維も豊富。甘い味が特徴のゴールドキウイは食べると血液中の赤血球や血色素が増え、貧血に効果的だそうです。フルーツの王様といっても過言ではないくらい栄養化が高い果物です。

キウィの詳しいプロフィールを知りたい方は下記のサイトへ
キーウィの秘密?

明日は・・・ またまたグルメ。おなかに優しい蜂蜜のお話。

モア