皆様おはようございます
先日、オークランドの中心部にあるマリタイムミュージアムのツアーに参加してきました。

ここではニュージーランドでの航海にまつわる大小の船、工芸品からデジタルコンテンツまで展示されており、
様々な展示品を楽しみながら、ニュージーランドの始まりから現代のマリンスポーツでの成功まで、この国の海洋の豊かな歴史をうかがい知ることができるようになっています

この中から、子供から大人まで楽しめる3つのデジタルコンテンツをご紹介したいと思います

1.CGアニメーション"Te Waka"


館内に入りますと、まずシアターに案内され、このアニメーションが上映されます
ニュージーランドの最初の移民といわれるポリネシア人たちがどのように大海を越え、ニュージーランドにたどり着いたかを描いています。
アニメーションで内容もわかりやすく、子供から大人まで楽しめます

Te Waka-Our great journey


2.タッチパネル式3Dゲーム"Design a Yacht"


上下二つのディスプレイを見ながら行う、ヨットをデザインするゲーム(シミュレーター)です。
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下にあるのは、操作用タッチパネルで、映し出されたヨットの設計図を見ながら、各パーツの大きさをタッチして好きな形にデザインできます。
上のディスプレイでは、デザインされたヨットがリアルタイムにどう動くかをシミュレーション表示します
指でタッチした結果がリアルに表示されるので、デザインの良し悪しが直観的にわかります。
タブレット慣れした子供たちもすぐ夢中になりそうです。

ヨットのキール(船底の下に突き出た部分)をあまりに極端な形にすると
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とほほな結果に・・・
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3.マルチユーザ参加可能なゲーム"Teamwork Challenge"


国際ヨットレース"America's Cup"で、1995年に完全勝利した伝説のレーシングヨット"NZL32(Black Magic)"を操作して、"Windward Mark"(風上側マーク)を目指すゲームです。
このゲーム用テーブル画面の端には、6人の乗組員用のポジション(コントローラー)があり、戦術家、操舵手、帆の調整担当、帆の巻取担当に分かれてヨットを操作するようになってます。まさにチームワークが試されます。

詳しいルールはわからなくても、結構楽しめました
Teamwork Challenge
このお父さんと息子さんも叫び声をあげながらかなり熱く  なってましたよ
Teamwork Challenge


ちなみに展示中のNZL32はこちら
NZL32(Black Magic) NZL32(Black Magic)
※全体像はこちら(画像元: Maritime Museum)

また、小さいお子様にはこんなスペースもありますので、お母さんも安心です
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今回は残念ながら雨のため館内のみの見学でしたが、ご紹介しなかった移民船やそれにまつわるストーリー(以下画像)、各種船の展示などを含め、意外と楽しみながら過ごすことが出来ました。
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また、ここ海洋博物館で人気のある"Ted Ashby"(テッド・アシュビー号、以下画像)で行くセーリングツアー(約1時間)は、月曜日を除き毎日2回行われています。
Ted Ashby(テッド・アシュビー号)


なお、今回ご紹介しました海洋博物館の見学とセーリングが一緒になったツアーは、弊社現地ウェブサイト:海洋博物館&ハーバーセーリングにてご案内しております
ご興味のおありの方は、ぜひぜひチェックしてみてください