おはようございます、アユミです

ニュージーランドのスノー天国 クイーンズタウンより、現地のベテラン ガイドさんから、
スノーレポートが届きましたので、ご紹介をさせて頂きます

出来る限り、頂いたままの文章でご紹介をさせて頂きたいと思います



先週の後半、木金とゲレンデは積雪し、やっとそれらしい感じになってきました。

また土曜日の夜にリマーカブルスでは30センチも積もりましたので、本日18日(月)に滑ってきました

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16日(土)にも滑ったのですが、2日後の姿はまるで違っていました。30センチの積雪って、日本の積雪量に比べると少ない気がしますね。

私が2シーズン籠っていた白馬は栂池高原スキー場でも、積雪量4メートルとかになります。
例えば雪が深い妙高とかでも4メートルなんて量の積雪で表示されますよね。

では何故NZの積雪量の表示は、スキー場上部80センチ、下部40センチなんて少ないのでしょうか。

実はこれにはマジックがあります。

日本の各スキー場では積雪量を計測する場所が吹き溜まりになっている場所を選んでおり、そのスキー場で最も雪が集まっている場所で計測します。

例えば、ゴンドラリフトの山頂駅の壁に溜まる雪の深さなんて感じです。

その点、NZの計測はこの様な吹き溜まりでは計測していません。

ゲレンデ横の圧雪されていない場所で実質的な深さを計測しています。

ですので、日本では「xxスキー場 3メートル20センチ」なんて新聞に載っていますよね。でもアレは吹き溜まりでの計測。

実質的には、ゲレンデのコースにそんなに積もってはおりません。

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さて肝心のリマーカブルスですが、殆どのタソック(植物)が雪に埋まりましたので、オフピステ(圧雪されないコース外)もほぼ全面的に滑走可能です。

ただNZのスキー場はほぼ岩盤を縫ってコースが出来ており、もしオフピステに行くと、岩が雪に隠れている事が多くなります。

そこを滑走したら、滑走面は勿論、エッジでさえやっちゃいますのでご注意を

勿論そこで転倒したら、隠れている岩に頭を打ってしまう事も考えられますので注意が必要です

またNZの空気は不純物の本当に少ない綺麗なものですので、雪でさえ綺麗です

この雪の上を滑ると滑走性は日本の比じゃない程良くなり、周りの景色が雄大で大きいので、スピードがいつもの2割増しで出ている事に気が付かれません。

結局事故や怪我に繋がりやすく、とにかく日本とは全く違う事を肝に銘じて滑るべきです。

今日も休憩1回だけでずっと2本の線をゲレンデに刻みながら滑っておりましたので、足はパンパン、腰がグロッキー気味であります。

木曜日に天候が再び良くなるようなので出撃しようと計画中です。

そして次の日曜日でスクールホリディが終われば、ゲレンデは一気に空きます。

雪質は文句がつけられない程のアスピリンスノー状態、これは見逃せないですね

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以上、クイーンズタウンからでした



クイーンズタウンにお住まいの方、これからご旅行に行かれる方、ぜひぜひ、スノー天国のクイーンズタウンをお楽しみ下さいませ